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雲龍院ご案内

雲龍院境内ご案内

本堂 龍華殿 ●重要文化財

昭和四十一年に重要文化財に指定された本堂の龍華殿は、さわら材を竹の釘で打った雄大なこけら葺きで今ではたいへん貴重なものとなっています。雲龍院は、南北朝時代の後光厳天皇と三代にわたる菩薩寺院で、特に後円融天皇が写経の功徳をご信奉になり、妙法写経を発願され、それ以降妙法写経の勤修は雲龍院に受け継がれております。

本尊薬師如来

「お薬師さん」の愛称で知られる薬師如来は瑠璃光王や大医王尊などと呼ばれることがあり、お医者様の役目を果たす現世利益の仏として親しまれてきました。当院は西国薬師如来四十番霊場で、鎌倉時代作の本尊薬師如来坐像を中心に日光・月光両菩薩を両脇に安置祀られています。

霊明殿

当院は後水尾天皇以降の歴代の陵が後山にあり、皇室と大変密接なご関係のお寺です。霊明殿はその皇族の位牌堂のことで、現在の建物は明治元年に孝明天皇・大宮御所・静寛院宮・各尼門跡宮からの援助を受け建立されました。内陣の中央には、北朝の後光厳天皇、後円融天皇、後小松天皇、称光天皇の御尊牌そして左側には後水尾天皇から孝明天皇までの歴代天皇、右側には東福門院・普明照院といった江戸時代の皇子・皇女の尊牌が奉安されています。

走る大黒天尊像

当院の台所に安置されています。鎌倉時代の作で、いつも私達が見慣れている俵の上にのり長者の貫禄をもってニコニコと笑っている大黒様とは異なり、大きな袋を背負ったわらじ履きの大黒様はとても怪奇な印象をうけます。

大石(内蔵助)良雄筆「龍淵」

元禄十四年(一六八八)赤穂城を退き山科に浪宅を構え閑居した大石良雄の力強い筆跡の「龍淵」の書が残っています。当院の近くに大石良雄が身を寄せていた来迎院があり、その茶室含翠軒で討ち入りの密議をしたとのことです。


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